胡錦濤前主席が明らさまに排除される
習近平総書記(国家主席)が3期目を確定させた。中国共産党第20回党大会で、異例の3期目に入りだ。その際、胡錦濤前国家主席が退席する(させられる)場面があった。怖いですねえ。
さらに、李克強首相は、67歳だが引退が決まった。68歳定年制の中、69歳の習主席は続投、67歳の李首相は引退。
本当に今の中国は何でもありか。
習氏が嫌いな人間は排除
中国政治に詳しい情報筋は「習氏はしっかりと党内の権力を掌握している。3期目の5年間を好きでもない人間と仕事をしたくないと考えているのではないか」との見方を示していた。
結果は、政治局常務委員7人のうち4人、政治局員も含めれば全25人のうち13人が退くという大規模な人事となった。
産経新聞令和4年10月23日(日)
自分の意に沿う人物で固める習氏、まるで寓話の「裸の大様」のようだ。
「あなたは裸ですよ」と、中国に例え良識をもつ人物がいたとしても、その人物は粛清される。
本当に怖い。