20年何の進展もなかった拉致問題
今月15日で、北朝鮮から拉致被害者5名が帰国してから20年目が経過した。
この間、拉致問題は何の進展もなかった。横田めぐみさんの母、早紀恵さんは、
「いつまでたっても解決しない 。言いようのない苛立ちを強く感じる。むなしく 、地獄の苦しみを味わっている 」
(産経新聞令和4年10月18日より)
と言っている。
子を持つ親なら、早紀恵さんの気持ちが理解できる。本当にお辛く、地獄の苦しみの年月だろう。
それなのに、北朝鮮は「拉致問題はすべて解決済み」という態度を崩さない。
日本政府は、具体的な解決策を示せない。
完全な手詰まり状態のまま、長い年月がむなしく過ぎている。
それは、いろいろな政治的な課題もあるだろう。しかし、それにしても、もう少し何とか、と思わざるを得ない。
安倍さんの意志を引き継げ
安倍晋三元首相は繰り返し次のように述べていた。
また、
「圧力の徹底を強化する以外に道はない。」
(安倍晋三元首相の言葉より)
とも述べておられた。
周りの言葉を聞くだけでなく、明確に意図を示せる。政策を示せるリーダーが拉致被害者の家族、そして日本には必要だ。
頑張ってくれ政治家の皆さん。われわれ国民は、そういうリーダーを応援する。